ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.1.1 11:17芸能など

老いと整形の現実


元旦から天下国家を考えるという、まったく普通の日を

すごしているので、年始の挨拶をするのも忘れていた。

あけましておめでとう。

 

「ガキの使い」は替え歌コーナーが一番笑った。

大人数出てきてバラエティーになると、紅白に替えていた。

 

すると年を取った歌手の整形が目立って怖かった。

整形って年を取ると怖い顔になるな。

男性歌手を含め、厚化粧で老化をごまかしている顔も怖かった。

 

紅白は老いたベテラン歌手が一人では画面がもたないのか、

後ろでグループアイドルを踊らせて賑やかしくしているのが、

やたらウザい。

後ろの方が若いカワイイ女ばかりだったら、後ろに目が行って

しまって、ベテラン歌手に集中できなくて、歌を楽しめない。

だがきっと画面が鮮明になりすぎてもたないのだ。

 

若い歌手の歌はヒットもしてないし、誰じゃこれ?になって

しまうし、懐かしいヒット曲を歌う歌手は哀しい老いの現実を

見せつけられるだけ。

紅白って楽しめんわあ。

 

夕方ごろ、懐メロの番組をやっていて、昔はパンチの効いた

ヒット曲を歌っていた女性歌手が出ていたのだが、確実に

整形老婆になっていて、その顔がぞっとするほど怖くて、

正視できなかった。

 

男も女も若いときは整形で美貌をアップしたように見えても、

老人になると不気味になる。

将来は整形じじい、整形老婆が増えるんだろうな。

くわばらくわばら。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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